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音を周波数ごとの成分に分解したとき、最も低い周波数成分を基音(きおん)といい、基音の整数倍の周波数の成分を倍音(ばいおん)といいます。 人の声や楽器の音には、基音の他に多くの倍音が含まれています。 倍音成分の比率は楽器により異なります。
下の図はC4のサイン波、ピアノ、ギター、琴の音を解析したものです。 サイン波以外の解析結果にはC5、G5、C6…の成分が表示されていますが、これはC4の音に含まれている倍音成分であり、C5、G5、C6…の音を鳴らしているわけではありません。
ソフトウェアでは基音、倍音の判別をすることはできません。 解析結果には基音も倍音も表示されてしまいます。 このため、解析結果に表示されていても、その成分は低い音の倍音成分である可能性があり、その音階の音が鳴っているとは限りません。
●「倍音表示」をONにし、ハイライトを解析結果に重ねると、基音、倍音の判別がしやすくなります。
●音源が単音であれば、コントラストを100にすると基音のみを表示することができます。
ボーカルの倍音成分は、母音や発声方法によって変わります。 基音の成分がほとんどないこともあります。
多くの場合、一番下に表示されている成分がベースの基音です。 しかし、ハイパスフィルタがかけられ、低音域がカットされていることがあります。 この場合、一番下に表示されている成分が基音成分とは限りません。
ドラムの音は比較的広い範囲の周波数成分を含んでおり、縦に長く、下に向かって広がっている三角形のような形になります。
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